神奈川大学 人間科学部 人間科学科 スポーツ健康コース 学生ライフスタイル

2018年度入学 大竹ゼミ

望月 絹子

出身校:静岡市立清水桜が丘高等学校
競泳選手

選手として、肉体的・精神的に成長できる環境がある

スポーツ健康コースを選んだ理由は?

高校まで競泳をしていたので、大学でも日本代表を狙えるチームでやりたいと思い、神奈川大学への進学を決めました。
競技を続けていくうえで、自分自身のからだを知ることはとても重要です。スポーツ健康コースには、自分が興味を持っていた栄養に関する授業や、授業のなかで座禅を組んだりするヒューマンマインド学などバラエティに富んだものがあります。選手として、肉体的・精神的に成長できる環境があることが、コース選択の決め手になりました。

専門科目で特に印象に残っているものは?

私は3年生になった頃から、日本代表を狙えるタイムが出せるようになりました。今ふり返ってみると、その少し前から、心の底から達成したいと思う目標が持てるようになっていました。
2年生の後期にスポーツ心理学の授業を受け、動機づけに関して学びました。人には内発的動機と外発的動機がありますが、自分が子どもの時は優勝したらお小遣いがもらえるとか、欲しいものを買ってもらえるとかそんなことばかりを考えていました。スポーツ心理学の授業を受けて、自分は外発的な動機のみで競技をしてきたなと気づきました。3年生から良い成績を残せるようになったのは、内発的な動機で競技を行うようになったからだと思います。

コースでの学びから活かされていることは?

スポーツマネジメントや産業に関するゼミで、プレゼンや文章を書く機会がたくさんありました。それまでは人前で話すことが苦手でしたが、授業で何回もプレゼンを繰り返すなかでそうした苦手意識を克服できました。文章を書くことについても、何度もダメ出しされるなかで少しずつ書き方を覚えていきました。
また、ゼミには部活だけではなく、色々な分野で活躍している学生がいます。そうした友人たちの存在は、水泳しかなかった私に大きな刺激を与えてくれました。

大学生活の思い出を聞かせてください。

私は高校まで、全国大会で優勝したことがありませんでしたが、神大には優勝経験がある選手がいて、チーム自体も日本一を目標にしています。そうしたレベルの高い環境に身を置くことで、3年生の時にチームと個人の両方で日本一を経験することができました。また、4年時にはチームでの2連覇やリレー種目での日本学生新記録を達成することができました。
学業と部活の両立に苦しんだ時期もありましたが、目標を達成するために最後まであきらめずに努力したことで、最高の景色を見ることができ、感慨深いものがありました。もうこんな経験はできないだろうな、と思います。

後輩たちへのメッセージ

どうしても楽な方へ逃げたくなりますが、大変なものに挑戦することで大学生活は充実していきます。 私は大学に入って水泳しかやらないと思っていましたが、少し大変でも自分の興味がある授業やゼミを選ぶことで、それまで狭かった視野が広がったような気がします。人に決められた道を歩くのではなく、自分で決めた道を歩くことで、自分の世界が広がっていくと思います。
4年という時間はあっという間に過ぎてしまうので、授業や部活、アルバイトなど、「やりたいことはすべて挑戦する」くらいの気持ちでいた方が良いと思います。
どうか、後悔のないキャンパスライフを送ってください!!