大後 栄治 ゼミナール

研究課題

人間科学専門ゼミナールⅠ
「競技力向上のスポーツ科学」
人間科学専門ゼミナールⅡ
「競技力向上の実践的研究」

研究内容

このゼミナールでは…、
「各スポーツ競技種目において、パフォーマンスの向上をめざす者」。
「将来、アスリートの育成に携わることを希望する者」を求める。

 ゼミ生各自がプレイヤーとして、または指導・サポート役として、実践フィールドを持っていることが望ましい。
 研究の着眼点をフィールドから得ることを、心掛けたい。フィールドにおける、観察、調査、データ収集、測定等を基本的な研究方法とする。アスリートや運動実践者の競技力向上や指導方法に役立つ視点を大切にして欲しい。以下、研究視点を示す。

  • プレイヤー自身の主観(暗黙知)を客観(形式知)に置き換える視点。
  • 継時的な観察、調査、測定による変化の兆候や傾向を捉える視点。

指導方針

ゼミナールⅠ

各競技種目における医科学的な文献や興味のある著書を読む。

ゼミナールⅡ

実践フィールドにおいて研究のテーマを決定する。 卒業研究に繋がる予備調査、データ収集、測定を行う。

教員より新ゼミ生へ一言

 私はでき得る限り「現場で役に立つ科学を追及しよう」という考えを持っています。と、言ってもそれは大変難しいことでもあるのです。医科学をスポーツの現場で活かすためには、創造性を働かさなければなりません。
 これは音楽家が曲を、彫刻家が彫刻を創るのと似ているような気がします。身体能力を向上させることもアートだと思っています。
 そんな中で、鍛える側もサポートする側も、トレーニングの原則や客観的な医科学データに基づき、経験から学ぶ暗黙知をより明確な形式知に変換する能力が問われているのです。

選考方法

面接を行います。